西武学園文理小学校 校長BLOG

小中高12年間一貫教育を大切に思う姿勢

今日、西武学園文理高校の卒業式でした。小学校校長も来賓として招かれます。

卒業証書授与の後に各種表彰状授与がありますが、そのはじめに文理小中高校12年間の皆勤賞が冒頭にあります。文理の姿勢、つまり、小中高の12年間一貫教育を大切に思う姿勢がここに表現されている一コマではないかと思っています。残念ですが、今年度は該当者がいないとのことでした。12年間一貫教育を終えた卒業生が、自分の希望した新しい道を着実に進んでいくことを願いました。小学校の卒業式は、3月20日です。

2月19日には、3年生児童、保護者が白金の八芳園で行われた和風作法教室に参加しました。今回は、感染予防のためにクラスごとに午前と午後に分けて、八芳園の予防対策の一環として換気のよい大きな部屋で実施しました。
和風マナーにも精通している外国の方が増える昨今、和風作法を日本で暮らしている者が知らないのでは済まされません。大型のスクリーンに写しだされた講師の先生の手もとがよく見えるように工夫されています。
作法教室のはじめは、自分の履いているもののぬぎ方、揃え方から始まり、お箸の取り方、持ち方から習います。
先付、お凌ぎ、お椀、向付、八寸、焼き物、炊き合わせ、ご飯、水菓子と正式な献立を説明付きで、その食べ方の順番、お箸の持ち方、使い方も一緒に習いながらいただいていきます。保護者も同席していますから、この作法教室の終わった日の夕食から今日学んだことをそれぞれのご家庭で実践し、新しい食の文化が始まることでしょう。
日本食に関心を持つ外国の方に、きちんと日本食の食べ方を教えるのも国際人として大切なことだと、和風作法教室を終えてそんなことを感じました。

38期 西武学園文理高等学校卒業証書授与式

 

3年 和風作法教室

 

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