コロナ禍で国や県の指示を守りながら、学校の行事で何ができて、何ができないのか、先生方と一緒に考えてきました。
春の校外学習である遠足もスクールバスを利用することによって各学年、野山の初夏を楽しんできました。運動会も午前と午後に分けて実施、1年生、2年生の誕生日会もできました。そして、1年生の田植えも保護者と一緒にクラス別にできました。そして、4年生は、6月23日から北海道道東の研修旅行に行きました。釧路市、網走市、知床半島を巡る感染者数が少ないオホーツク総合振興局内の旅ですから安心して実施しました。6年生は、6月27日から長崎県に行きました。平戸市、佐世保市ハウステンボス、長崎市の旅です。日本の国際交流の原点を学んできました。11月のアメリカ研修旅行に行く前には必要な宿泊研修です。4年生も6年生もイギリス短期留学、アメリカ研修旅行の壮大なる事前学習になるわけです。海外研修旅行は、そのような基礎的な研修旅行があってはじめて成り立つのです。それは、ホテルによって鍵の仕組みが違う、ツインベッドで寝る子ども達の就寝・起床時刻を守る自律の工夫、集合時刻を守る時間的な目安の計算など実際に経験し、失敗から学んだり、工夫をして成功した充足感を味わうことが、子どもにとって大切なプロセスなのです。昔の人は、経験的に分かっていたのでしょう。『かわいい子には、旅をさせろ』です。
▲ 4年生 北海道の大自然に触れる
▲4年生 オホーツク流氷館 マイナス15度の世界体験
▲ 4年生 阿寒湖 アイヌ民族について学ぶ
▲6年生 長崎県平戸市 ザビエル記念教会
▲6年生 長崎県佐世保市 ハウステンボス
▲6年生 長崎県長崎市 平和公園