6年生は、アメリカ研修旅行がコロナ禍で中止になってしまいました。そこで、6年生は、English Campを国内で実施しました。普段、子ども達はALTの先生方と関わって緊張感なく、英語で日常のやりとりをしています。しかし、緊張感を持った英語を話す人々とのやりとりは、経験したことがありません。意図的にそのような場所、時間、内容を伴ったプログラムを設定して、子ども達に自分の英語でどのくらい自分の意思が伝わるのか経験をしないと、今後につながりません。そこで、児童5名に1人の英語の先生をあて、2泊3日の英語だけの世界を経験させることにしました。場所は、千葉県成田市に宿泊です。成田山新勝寺を最後のフィールドワーク場所に定め、児童に新勝寺の境内を散策しながら観光し、日本文化を説明し、子ども達の中でも気付きを与え、学習の場にしたかったからです。そして、プログラムの中でオーストラリア、クイーンズランドのホストファミリーとオンラインで交わりました。家庭の中、街に出てスーパーストアでの買い物、郵便局、ショッピングモールでの散策など子ども達の興味を引きそうな場所を前もってリクエストしてありましたので、子ども達の興味と関心を引いたようです。オーストアリア現地に行かずとも、子ども達が次に海外に行けるようになったら、あそこを訪ねたいとモチベーションも上がりました。2泊3日のプログラムが短くて、もう少し長くてもよかった、という感想が出てきたことは、プログラムの成功の証だったのではないでしょうか。コロナ禍の新しい国際交流になりました。
この2学期は、24日に終業式を迎えます。
子ども達の頑張りに拍手を送りたいと思います。
成田山新勝寺フィールドワーク
オンライン ホームステイ
児童5名に1人の英語の先生