学校の暦では令和3年度3学期です。
年末の職員室に子ども達の書初め用紙がクラス毎に並んでいました。書初め大会は、授業の中で各クラス、お手本を見て真剣に筆使いをします。毎年やっているので達筆です。
文理では、あらゆる場面、機会を設けて子ども達の才能に磨きをかけます。才能は、磨けば磨くほどに光ります。
昭憲皇太后の御歌「金剛石も 磨かずば 珠の光は そはざらむ」そのものなのです。この御歌は「人も学びて 後にこそ 誠の徳は あらわるれ」と続きます。
スポンジが水を吸収するように、子ども達の中に蓄えられていくのです。
文理の3学期は、かるた大会、英語・算数オリンピック、書初め大会と続きます。かるた大会は、百人一首大会です。学年が進むにつれ覚える和歌の数が増えるのですが、子ども達はよく覚えています。英語・算数オリンピックは、担当教師がつくる問題を解き、優秀者は表彰します。
今年こそは論語について学ぶ機会をもちたいと願っています。モチベーションを高めて論語検定を受けたいと思います。論語も憶えた時点では意味が分からないことでも、その語感、リズムを体得し、その文言の意味が、ある年齢にいった時に瞬間的に、その意味が分かる時がくるのです。
「若いときに脳を鍛えよ」そのものなのです。