いつもの年よりツバメの巣作りがちょっと早い気がしました。今年の夏は暑くなるのでしょうか。
寒い冬を南の国々で過ごしてきたツバメが飛び回るパティオで、子ども達の朝の会をします。コロナ禍ですからまだ全校集会ができませんが、今年度から2学年ずつの集会にしました。
朝会でアジャイル開発とカルシウムの話をしました。アジャイルは、素早い、機敏な、頭の回転が速いという意味の英語です。コンピュータの世界の言葉として紹介しました。常に変化している世界に、素早く対応するということで、その対応する能力をアジリティーと言うとも話しました。これを私たちに置き替えると①問題を立てる。例として、「どうしたら勉強ができるようになるか」②他の人や周りの人に助けてもらいながら進めていく。それは、先生や家族に聞いてみて、自分に合った方法をさがす。③答えを出す。やり方を素早く変えていく。いい方法はすぐに取り入れる。といったことを話しました。また、別の話題としてカルシウムの話もしました。私たちが給食で飲んでいる牛乳パックは200mLで、算数で習う2dLの中にカルシウムが227mg入っています。私たちの歯や骨はカルシウムでできていますが、カルシウムは体内で作ることができないのです。だから、牛乳で補うのです。大人では、カルシウムは1日650mg必要とされているそうです。20歳までにカルシウムをきちんと摂っておかないと、将来骨粗しょう症になってしまうから「飲めば君たちの栄養、残せばお金のかかるゴミ」ですからしっかり飲みましょう、と話しましたら、次の日に2年生が私のところに来て、「先生の話を聞いてしっかり飲みました」と報告がありました。
5月は、春の校外学習の月です。1年生は智光山公園動物園、2年生は鉄道博物館、3年生はぐんま昆虫の森、4年生は物見山登山、5年生は国立科学博物館、6年生は国会と科学技術館へと見聞を広めに行ってきます。
子ども達の興味や関心を広げ、経験や体験を積むことによって成長を促していくことができれば、教育活動が一層充実したものになると信じています。