関東大震災から数えて99年目になります。災害時に備蓄してあります非常食を入れ替える日でもあります。このごろの非常食も保存期間3年から5年に伸びたようなものも増えてきました。備蓄期限が過ぎようとしているものを入れ替えて、入れ替えたものを子ども達に昼食として試食してもらいます。始業式の日ですが、二学期の始業式は、ホームルームに続き避難訓練をして、各教室で災害マップの確認をし、そして非常食の試食をして帰ります。
非常食のメニューは、お水を入れてもどるごはん、お湯を注いで飲むお味噌汁、そして肉じゃがを試食します。
低学年は、今年度から普段の給食でも手袋を着用して上級生が下級生のお手伝いをしていますので、非常食体験でもレトルトにお湯やお水を入れたりするお手伝いをしてもらいます。そして、配布をしたり、お湯を沸かしたりと保護者のお手伝いもお願いしています。 災害用の食事をいただいてその味を知っておくことも大切です。しかし、この保存食品が活躍する日が来てほしくないと思っています。
もっとも心配することに、通学途上で震災にあったらどうするかということです。学校に近ければ学校に、家庭に近ければ家庭にが、原則です。防災の日は、それぞれの家族で震災遭遇時に、交通網が遮断された時はどうするか、家が焼けてしまう、なくなってしまうこともあり得ますし、携帯電話が通じなくなったときに家族が会える場所を決めておくといった家庭内の約束事を再確認する日でもあると思っています。
2学期も今日から始まりました。コロナ禍の第7波が猛威を奮っていますが、毎日の検温、アルコール手指消毒、石鹸での手洗い、不織布マスクの着用、給食での黙食など基本的な感染予防対策をきっちり守っていきたいと思っています。皆さまのご健康をもお祈りしています。