3年生と一緒に文理ファームで育った稲を刈り取ってきました。今年は、密を避けるためクラス毎の2回に分けて実施しました。もちろん、保護者の方々も一緒です。
はじめに、農家の方から鎌の使い方から習います。保護者と一緒に水を抜いた水田に入り、刈り取っていきます。
今年の田植えはコロナの臨時休校でできませんでした。機械で植えた稲を刈り取ります。広い田んぼなので、一人が刈る面積はかなり広いものです。子ども達は、保護者と一緒に多くの稲穂を刈り取っていきました。今の稲穂は、台風にも耐えられるように品種改良で茎が短くなっています。刈り取った稲穂の一部を隣の八雲神社に奉納です。五穀豊穣の恵みに感謝なのです。神主さんから玉串の捧げ方も習います。日本の稲作文化そのものです。今回は、密を避けるために昇殿参拝は、クラスの代表者が行いました。奉納が終わり、子ども達に米の漢字の話をし、ご飯を食べるときには、それを思い出して、残さずきれいに食べるようにと話し、感謝の気持ちを忘れないことを付け加えます。毎年、稲の刈り入れの時季に、命をいただくこと、フードロスを減らすこと、感謝の気持ちを思い出させてくれる収穫の一時です。
英語のAutumnは、ラテン語のAutumnusから来ていますが収穫期という意味ですから、まさしく秋の行事です。そして、子ども達には「実るほど、頭を垂れる稲穂かな」を理解させたいと思っています。