白金の八芳園で行われた和風作法教室に3年生の児童、保護者が参加しました。感染予防のためにクラスで午前と午後に分け、親子でアクリル板を挟んで隣どうしですが、マスク会食の基本を教わり、八芳園の予防対策に則って換気のよい大きな部屋で実施しました。
和風マナーにも精通している外国の方が増える昨今、和風作法を日本で暮らしている者が知らないのでは済まされません。3年生にも分かりやすい説明と共に講師の先生の手もとがよく見えるように大型のスクリーンに映し出されています。作法教室のはじめは、自分の履いているもののぬぎ方、揃え方から始まり、お箸の取り方、持ち方から習います。
先付、お凌ぎ、お椀、向付、八寸、焼き物、炊き合わせ、ご飯、水菓子と正式な献立がどうしてその順番なのか、食べ方や考え方を説明付きで、お箸の持ち方、使い方も一緒に習いながらいただいていきます。保護者も同席していますから、この作法教室の終わった日の夕食から今日学んだことをそれぞれのご家庭で実践し、新しい食の文化が始まることでしょう。日本食に関心を持つ外国の方に、きちんと日本食の食べ方を教えるのも国際人として大切なことだと、和風作法教室を終えてそんなことを感じました。
西武学園文理高校の卒業式がありました。小学校校長も来賓として招かれます。各種表彰状授与のはじめに文理小中高校12年間の皆勤賞があります。文理の姿勢、つまり、小中高の12年間一貫教育を大切に思う姿勢がここに表現されている一コマではないかと思っています。今年は、4名の者が皆勤賞をいただきました。12年間の健康を守られたことに感謝しつつ、小中高一貫教育を終えた卒業生が、自分の希望した新しい道を着実に進んでいくことを願いました。小学校の卒業式は、3月20日です。
和風作法教室のようす
文理高校卒業式のようす