2日目は戦場ヶ原湿原散策、華厳の滝の見学、益子焼絵付け体験と目白押しでした。ラムサール条約の保全対象湿地としても登録されている「奥日光の湿原」。その一角を占める戦場ヶ原湿原をまず散策しました。多様な植物、鳥類を観察しながら、ハイキングを楽しみました。その後は日本三名瀑の1つに数えられている華厳の滝の見学です。近くに行くと、その大きさだけでなく、音の大きさにもびっくりします。その大自然が生み出す迫力に児童は息を吞んでいました。その後、益子焼の絵付け体験を行いました。似顔絵だったり、何かの模様だったりと、皆思い思いの絵を描いていました。

そして楽しかった宿泊研修3日目の最終日は、世界文化遺産である日光東照宮の見学です。児童にとっても馴染みやすい徳川家康公、その家康公の霊廟ということで児童も東照宮に興味津々です。ガイドさんの話を集中して聞いていました。他にも重要文化財の1つである五重塔や、三猿、眠り猫などの動物や植物を模した華やかな彫刻や装飾を見学していました。 3年生は今回で3回目となる宿泊研修、公立小学校であれば6年生で実施する2泊3日の行程でしたが問題なく過ごせました。来年は飛行機を利用した宿泊研修になります。まずは国内で多くの自然・文化に触れ、自国の理解を深めることで、高学年の海外研修に備えていきます。