10月2日（水）に、真夏のような汗ばむ陽気の中、5年生は、登山のルールを守り、自然に触れ合いながら仲間と協力し、助け合いながら安全に登りきるというめあてを掲げて校外学習に出かけました。 

　観光バスで西吾野駅まで向かい、そこからアスファルトの道を３０分程歩き、山道に入りました。３０分毎の休憩予定が、暑さのために２０分程度で「疲れた。」「喉が渇いた。」と休憩の要望が続出し、ペースを掴むまではこまめに水分補給と飴での糖分チャージをしながら、ゆっくりと進みました。 

　高山不動尊は標高６００ｍほどの山上集落の高山にあり、栗のいがを踏んでみたり、たくさんのきのこや蜘蛛、ミミズ等を発見したり、友達と掛け声をかけ、励まし合ったりしながら、約2時間かけて、登りました。 

　高山不動尊に到着後は高貴山常楽院にお参りし、多くの児童は境内にあるおみくじを引いて、運勢を占っていました。 

　大好きなものがたくさん詰まったお弁当の後は、赤土で滑りやすい山道や倒木に気をつけながら一歩ずつ慎重に山を下り、全員無事に西吾野駅に到着することができました。 

　1年生から少しずつ標高を上げて臨み、5年生で最後となった登山の集大成として、苦しくても踏ん張って歩ききり、全員がめあてを達成し、自信をつけることができた思い出深い校外学習になったことと思います。 

UP DATE：2024/10/12