体験学習のここが魅力
何事にも自分でやってみる意欲や、人や食べ物への感謝の気持ちが芽生え、さらには食物や動植物等に対する興味関心が広がります。
西武学園文理小学校では、学校から歩いて5分ほどのところに田んぼや畑があり、地元の農家の皆様にご協力いただき、様々な農作業体験を行っています。
じゃがいも、さつまいも、落花生、大根、お米などを収穫するために、年間を通して畑に出かけます。特に、お米については、田植えから始まり、稲刈りを行い、学校の隣にある「神社」への奉納、そしてもちつきをして実際に食べるという一連のサイクルを経験して、食物が自分の口に届くまでの過程や苦労を知り、食べ物自体への感謝の気持ち、そして自然の恵みやたくさんの人々への感謝の心を養います。また、理科の学習として、観察や実験を頻繁に行い、自らの経験を通して知識を習得していくことを大事にしています。本校の近くを流れる入間川の支流まで、トンボの幼虫であるヤゴを採りに行き、学校で羽化するまで見届けるという活動も行っています。
何事にも自分でやってみる意欲や、人や食べ物への感謝の気持ちが芽生え、さらには食物や動植物等に対する興味関心が広がります。
心身ともに健康な児童の育成を目指し、5月に田植えを体験します。田植え体験を通して、農業の大変さを学ぶとともに、食への感謝の気持ちを養います。
9月に大根の種まきと間引きを行います。植物の成長に適した環境づくりなどに興味関心をもってもらい、11月の収穫までの間、成長観察も行います。
落花生の収穫体験を通して、植物の成長の様子や変化に興味関心をもつとともに、農家の方々への感謝の気持ちを育みます。
1年生の時に植え付けを行ったじゃがいもを6月に収穫します。
さつまいもの収穫体験を通して、食物の生育に最適な環境を知り、自らが土を掘り、根を引きちぎらないよう、食物の生命への大切さも学びます。
おもちつき大会でついたおもちを鏡もちとして、本校の近くにある神社に奉納します。
子どもたち自らがヤゴを採り、成虫のトンボになるまで育てることを通して、昆虫の生態や成長の様子、成長に適した環境づくりなどに関心や親しみをもちます。
5月に1年生が田植えをした苗が稲穂となり、それを3年生が刈り取ります。刈り取った稲穂は、本校近くの神社に奉納します。